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表現

何も考えず、努力もせずにそこに至った人は誰もいないことだけはわかる

Posted on 2016-06-04

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四半世紀前くらいの昔のグラフィックを見てみると、
今見ても新しく見える鮮度の変わらないものと、
すごく古く見えるものとがあります。

古く感じる作品も決してヘタなわけではありません。

 

では、それらを分つものはなんなのでしょうか。

ビジュアルの表現にも
本質的、王道というものがあります。

結局、古びないものは“王道”だったと認識されるだけなのでしょうか。

 

何を考えてどう表現したならば
本質的であり、王道になるのか、
わたしにはまだ語る言葉を持ちません。

作った本人達がわかっているのかどうかもわかりません。

しかし、何も考えず、努力もせずに
そこに至った人は誰もいないことだけはわかります。

どうも終わらない問いの入り口っぽいですが、
テクノロジーやら表現の媒体もどんどん変化していくからこそ、
「本質は何か」を自分の言葉で掴むことが大事なのはわかります。

 

・・・・鍛え甲斐がありますね!(笑)

 

 

短めですが今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた☆

 

*** 今日の雑談 ***

ドラッカーの『マネジメント』や、『7つの習慣』を読んで、
表現に至るまでのデザインの力は特に必要だなと
やっと感じています(^^;)

 

いつの、どこだからわからない写真

Posted on 2016-03-04

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ブログで使う写真を
フリーフォトからでなく自分で撮ったものでと決めて、

いつの、どこだからわからないけど
雰囲気のある写真を見つけるのは楽しいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた☆

 

*** 今日の雑談 ***

今日、宮古島を広島と間違えました。
(広島にあるのは宮島。笑)

 

「囲碁×ハロウィン」ポスターを作りました!

Posted on 2015-11-02

芸術の秋!ということで
週末は内輪の展示会ですが出品しておりました。

 

♦ 大人の文化祭

私は高校からデザイン科を選んでデザイナーになっているのですが、
10月末の週は卒業生が集まってギャラリーを開催していました。

もちろんデザイン科を卒業したからといって
全員がデザイナーになっているワケでもないのですが、
昔取った杵柄で基本レベルが妙に高いです。
(デザイナーでなく伝統工芸の職人の方もいらっしゃいます。)

 

先月同窓会があったのも高校のデザイン科の同期です。
3年間クラス替え無し・担任の先生も変わらずなので濃い3年間でした。
(16〜18歳の時期に変わらないってホント濃そうですよね。笑)

授業も好きなことしているから遊んでいるようなものでしたし、
基本芸術系に強い人しかいないので指向も嗜好も共有しやすかったですし。

そういやイジメとかはなかったですねー

主張の違いから仲違いはいろいろあっても(お年頃ですから)
個人主義が色濃く、陰湿なレベルに至ることがなかったです。

後から聞いたところでは
その分先生の言うことを聞かない
かなり面倒なクラスだったらしいですが。。

 

デザインを教えてくれた先生が何十年も同じだったため(今は違いますが…)、
年代をまたいだ卒業生の交流もあっての、ギャラリー開催です。

(卒業後に知りましたが、
先生方は高校の美術やデザインの教科書を作っている側の人達でした。)

私は先輩方の音頭取りのそのイベントに乗っからせてもらいました。

 

♦ 出品作品:「囲碁×ハロウィン」ポスター

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せっかく新しい趣味として出会えたのですから、
囲碁がテーマのポスターを作りました。

本当は春頃に個人で囲碁ポスターを作るつもりだったのを
仕事が立て込んで断念したので、そのリベンジもあっての制作です。

 

キャッチコピーは
「シゴトだけで足りてる?」

と、画像は見えづらいですが、それを受ける右下のコピーは
「感性と思考、全力で鍛えるならIGO」

 

20代〜30代の仕事に頑張っていて、
もっと良くしたいと思う人に向けたメッセージです。

囲碁は仕事をするだけでは得られないことができるよ、と。

人との出会いも然り、
先を読み、相手と全体をみながら考えることや、
勝負での悔しさも嬉しさも。

 

ビジュアルですが、白い丸と黒い丸は碁石で、
右下の「IGO」のロゴは碁盤です。

logo_igo
*ちょっと数を数え間違えて19路になってないんですけど…(汗)

 

ここで単純に白丸と黒丸にニコニコマークと
泣き顔マークだけにしてもビジュアルとしてつまらないので、
表現にイベント性を絡めハロウィン仕様に。

時期的にバッチリでした。(笑)

これだとクリスマスや正月でもいけますね。

 

♦ 制作意図

囲碁はその抽象度の高さから
囲碁を始めるとその奥深さや意義を感じられるとはいえ
知らない人にはかなり取っ付きにくいゲームです。

奥深さや意義は言葉や文章で語り尽くしてもらうとしても、
はっきり言えばビジュアルでそれらを伝えることはできません。

抽象絵では何だかわからないものができるだけですから。。
(例えば現代美術を想像してもらえれば。笑)

前提として哲学は“伝わる絵”にするのが難しいんですよね。
何か具象的なものに置き換えないと表せないのです。

 

そうはいっても説明調の絵なんてつまらなくなることが多いですし、
ビジュアルとしてはメッセージが弱くなります。

見た瞬間に、囲碁の何を伝えるのがいいのかなーと考えて、
結局勝負後の泣き笑いにしようと。

感情を表すのは、人が見てわかりやすいというものあります。

 

あと囲碁の石は配置によって役割が変わります。

深く読み解くと、役目のいい石と駄目な石の
役割の差も表情に含めることができたかなと。

石を泣かさない打ち方をしたいものです。(笑)

 

今回はグラフィックのみで仕上げましたが、
本物の碁石に顔を書いてそれを写真で撮れば
もっと面白いものに仕上がりそうです。

 

 

今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

実は囲碁ポスターをブログにアップしようかどうかためらっていたのを
T村さんに背中押してもらって今回のエントリーとなりました(^^;)
T村さん、ありがとうございました!!

 

楽しそうに書くから楽しい1日になるのです。

Posted on 2015-10-15

昨日に引続き、日記兼タイムレコーディングネタです。

昨日のブログでは
自分の使っている時間を見るために記録しているノートの中身を
参考にアップしました。

今日は書き続ける中で意識するようになったことを
お伝えしたいと思います。

 

♦ どうやって自分が見てわかる書き方をしよう。。

記録をつけ始めた頃、時間を記録しているだけで
その情報をうまく咀嚼することができませんでした。

当たり前ですが、
数値や記録はそれだけが単体でがあっても
役に立たないんですよね。。。(遠い目)

 

お金も使った分を書くだけでは
貯金ができるようにはなりません。

使い方の大きな流れというか、
理想のイメージとリアルな現実とのギャップを比較し問題を洗い出して、
1日1個でも理想に近づけていくことをしないといけないのはわかるけど、
それをどうやって自分にわかりやすくやるのかが悩みどころではないでしょうか。

と、私がそう悩んでいたのですけど。(笑)

 

♦ 〈①計画・②実行・③検証〉の3段階を並べて書く

あるとき、ふと理想(計画)と現実が並列していないから
比較できずにわからないのだと気づき、並べて書くことに。

①理想(計画・見積もり)は鉛筆で書く。(いわゆるスケジュール立て)

②実行、実際にかかった時間をペンで書く。(ほとんどが後ろにズレる。苦笑)

 

しかし、この2点だけだと
後から見返したときに欲しい情報を拾い上げるのに
文字を読み解かなければならないのが面倒でした。

というか、それがなかなかうまくできなくて困ってたワケです。(汗)

 

私の場合は見た瞬間にわからなければダメだ、ということで

③ズレの検証・対策をカラーペンで記入(ここはちょっと楽しげに。←とても重要・笑)

↓つまりこんなカンジ
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↓全体のイメージ(左ページ)
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♦ 楽しそうに書くから楽しい1日になるのです。

最初は「③ズレの検証・対策」も
「②実行」と同じペンで書いていたのですが、
どうも紙面が暗いので(暗いと見返す気が低減します)
カラーペンに変更しました。

それぞれの段階の文字の色や太さ・濃度感にも変化が出て、
後から拾い読みしやすくなりました。

 

さらにカラーペンを使うと後からノートを見たときに
1日に充実感が演出されてオススメです。(笑)

書き続けて思ったのは、
1日が楽しいからカラーになるのではなく、
楽しそうに書くから楽しい1日に自然となるのだということです。

 

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」

と同じ要領だと考えるようになりました。

 

♦ 余談

手書きのネックは
文字が情感的になりすぎて自分でも読みづらくなるところが。

これはデジタルの方がクセ(個性ともいえますね)が
抜けて情報のみになる分、検証しやすいところだと思います。

自分の書いた文字が好きでないならどうしようもないので(苦笑)、
この辺りは好き嫌いで選んだ方がご自身のためかと。

私は書く文字の好きなイメージがありますのでそこに向けて書いてます。
(なかなかパーフェクトな字面では書けませんけど^^;)

 

♦ 余談その2

全く書けない日も当然あります。しかも何日も。。。
でも気にせず再開します。

空白なら空白で。そういう時期だったと思いましょう。(笑)

↓1行書いてあるだけマシなページです。
39度の熱を出した今年の夏バテの日です。。
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今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

日記ノートにフリクションペンは使ってません。
消えてしまいそうな不安が拭えなくて。。。
直しやすさは◎なんですけどねー

 

一日の解像度を上げるためのツール

Posted on 2015-10-14

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*日記ノートの表紙には1冊ごとに違うシールを貼ってます。

 

昨日のブログにて、自分の使っている時間を見るために
アナログとデジタルの掛け合わせでノートに記録していると書きました。

記録はアナログとデジタルの掛け合わせで。

今日はノートの中身、
どう書いて(描いて)いるかを書きたいと思います。

 

♦ 読者は『1年後の自分』

書き始めの目的は昨日のブログに書いた通り
「自分が何に時間を使っているのか」を把握するためでした。

記録として残すからには
その記録を活用することが前提となります。

つまり検証のために読み返すことが大前提。

読み返さずに書き出すことが目的のこともありますが、
このノートは後から自分の時間をチェックするために使うので
わかるように書くことが必要になってきます。

 

それでも言うは易し、です。

言語や数値による検討に全く慣れていなかったため、
見た瞬間、直感的にわからないとわからない私には
検討の勘所がわからなかったのです。(汗)

日記が自分のためにわずかでも機能してくるのに
年単位の時間がかかっています。

 

もちろん日記・記録関連の本はチェックし、
取り入れたりもしていましたが、本を読んだからといって
すぐ泳げるようにはならないのと同じような状態になってました。

全くの新しい習慣を自分のものにしていくには
やはり相応に時間がかかるものです。

 

♦ レベル1

で、1番の始まりはコレです。

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今となっては自分でもなんだかよくわからない。。(苦笑)

しかも左上の数字をよくよく見ると
朝から書いてなくて夕方16時から始まってます。

2011年11月6日16:00が記録の始まりです。

明日の朝から始めようとか、
区切りの良さを考慮せずに始めた自分をまずは褒めたい。
(できていないことではなく、やったことにフォーカス^^;)

この後は毎日は書いておらず(書けず…)、
11月後半からは全然書いてなくて、
年が明けたと思ったら次ページには2月になってました。(笑)

 

♦ 一日の解像度を上げるためのツール

今は1日見開き2ページです。
1日1ページでは足りなかったので。
(ほぼ日手帳じゃ足りないのですよ…)

↓現在の仕様、レベル15くらいにはなれた…かな?
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*左ページの右下に、夜にマンガにハマったことを反省しマンガを禁止と書いています。(笑)

方眼の1マス15分で、
一日の予定と時間見積もりを鉛筆で書いて、
Timenoteのログから実際にかかった時間を右側にペンで書いて、
翌朝にその総括とまとめをカラーペンで記入といったカンジになっています。

 

なので、この日記ノートはあくまで一日の解像度を上げるためのツールであり、
スケジュールは持ち歩きやすい薄いマンスリー手帳で、
プロジェクト用に一覧性が気に入って蛇腹手帳を使っています。

 

途中、絵日記的になったりもしましたが、
絵が本当に描きたい訳ではないのに気づいてからは
毎日にこだわって絵を描いたりはしていません。

でも、描きたいときはこんなカンジ描いています。

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コツというか、意識していることなどは
長くなってきたので明日に続けたいと思います。

 

 

今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

昨日、久々に六本木の野良ネコに「にゃぁ〜」と声をかけられました。
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近所の飼いネコの方もいなくなったりしてて、
こちらもしばらくいなかったから
もう会えないのかもと覚悟していましたが、ちょっと安心です。

六本木ネコ、あれこれ

 

欧文活字見学へ

Posted on 2015-09-22

0922_2
*欧文活字の一部

 

昨日は友人と欧文の活版印刷(日本一レベル)の職人さん宅へ、
日本で唯一、そこだけしかない欧文活字を見せてもらいに行ってきました。

 

【活字(かつじ)】
狭義においては活版印刷の際に文字の図形を対象(特に紙)に印字するもので、
木や金属に字形を刻み、それにインクをつけて何度も印刷できるようにしたものである。
Wikipedia・活字より)

↓これが活字と呼ばれるもの
Movabletype wikipedia1.jpg
Movabletype wikipedia1“. Licensed under GFDL via Wikipedia.

要は、近代において文字印刷の際に使われた文字版のこと。

【欧文(おうぶん)】
ヨーロッパ諸国の言語で書かれた文章。
また、それを書き表すための文字。特にローマ字。
weblio辞書・欧文より)

 

♦ 貴重でも、時代の移り変わりは厳しいなぁ…

今となっては日本で他にない欧文活字を見せてもらいました。

欧文はアルファベット26文字と数字と記号類だけとはいえ(和文に比べたらという意味で)、
1サイズに各1文字に文章が組めるだけの数量も揃ったものが1セットになり、
活字自体は鉛でできているので1セットは相当重くなります。

例えば、9ポイントサイズの1セット、12ポイントの1セット、と
各サイズごとに揃える必要があります。

*余談ですが、活字自体は鉛でできているので勝手に捨てることもできません。
(特別管理廃棄物扱いです。)

 

でも、ここは日本なので和文による活字よりも
特に欧文活版印刷の方が衰退が大きいように思います。

 

♦ レコードのような残り方になっていく?

音楽のような時代の移り変わりを受けている活版印刷ですが。
全くなくなるとは思えません。

マニアのものになりそうな気配はありますが、
それでも活字で印刷された文字を見ると、
やはり美しいと感じるんですよね。文字そのものを。

また、活版では本文全体に刷りの強弱が生まれ、
文字が勝手に目に映る感覚があります。
(あくまで個人の感想ですけど。笑)

実際、もう本の本文を組めるほどの会社が残っていないですし、
現在それをやったら1冊何千円で済むのかわからないくらい高くなりそうです。
贅沢な。。

グーテンンベルクの印刷革命当時ならともかく、
現在では本に求めているものは文字の美しさではなく
書かれている情報ですからね。。

詩や絵本なら情緒あって良さそうですが、
まあ、売れなさそうです。(汗)

 

♦ 出生名刺・人脈名刺

銀座にある、とある活版印刷屋さんで名刺を作ると
出世する・人脈が広がると界隈では有名な活字屋さんもあります。
(私も今度作るならそこにお願いしてみようと考えています。)

活版印刷での名刺には雰囲気というか、名刺自体の佇まいが違います。
その代わりお安くありませんけど。目安は1枚100円くらい。

そういった個人・会社ブランドとして活用されていくのなら
デジタルでサクッとプリントできる現在では求めが多そうです。

 

実際に活版印刷での名刺の文字を見たことで
文字への興味が自然と湧いてきたんですよね。

プリントのフォントではここまでこんな気分にならなかったのですが、
文字そのものの制作、活字の製造の手間なども含めてそう感じるのかはわかりません。

美しいな、と。
やってみたいな、と。

で、活版ワークショップへ参加したり、
昨日も欧文活字を見させてもらいに片道2時間かけて出かけましたし。(笑)

おかげでとても楽しい1日になりました。

 

**最後に**

ネットで活版印刷と謳いながら
それは活版ではなく凸版印刷だろうと思われるものも多いです。

【凸版印刷】
版の凹凸を利用する印刷法の一つで、
非画線部を凹、画線部を凸にして凸部にインクをつけ、
紙に転写する方式。
Wikipedia・凸版より)
浮世絵、芋版などが凸版印刷にあたります。

活字を組み、それを版として印刷するのが活版印刷です。
刷り上がりの紙に凹凸を作るだけなら凸版印刷といいます。
(専門用語で細かく書けばエンボス加工でないかと思われるものもあります。)

要するに、活版じゃないのに活版と謳っているところがなきにしもあらずなのです。

 

もし出世名刺が作りたくなったらご相談ください。(笑)

 

 

今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

見学後、行きたいと思っていたマーチエキュートへ。
カフェがステキすぎ♥
学生の頃と比べてお茶の水が近代化されて驚いています。。。

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*旧万世橋駅のプラットフォームから中央線が目の前を通るのを見れます。

 

「基本法則は単純ですが、世界は退屈ではない。」

Posted on 2015-09-19

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*ミナペルホネンの展示会より

 

思うことを書いたり作ったりする中で
最近感じていることをつらつら書きます。

 

♦「基本法則は単純ですが、世界は退屈ではない。」

過日に読んだ『強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く』(大栗博司著)の中で
南部陽一郎氏のノーベル賞受賞講演の締めくくりの言葉として紹介されていました。

物理学の基本法則は多くの対称性を持っているのに
現実世界はなぜこれほど複雑なのか。(中略)
基本法則は単純ですが、世界は退屈ではない。
なんと理想的な組み合わせではありませんか。

この「基本法則は単純ですが、世界は退屈ではない。」という言葉に強く惹かれました。

 

♦ 実はコンセプトは多くない。

人間が考える以上、決して人間以上にはならないので
そこに原則があると考えています。

それでも一定の基準が出てくるとはいえ、
“美”ひとつとっても人の感じ方は
生まれた場所、育った環境、その人の個性がかけあわさって
多くのパターンが生まれます。

この複雑さが多様性の一助とはいえ、
“美”という基準を用いることがコンセプトの1つになります。

 

なので仕事柄「何を、どう言うか・伝えるか」のセットが基本になりますが、
「何を」という切り口はそう多くもないのもわかっています。

さらに「何を」の抽象度を上げると伝えるべき項目はかなり少なくなります。

きずな、いい人生、三方良し、などなど。

 

そういえば人間の究極のコンセプトは「愛」だと、
去年大阪でセミナーを開いたときの質疑応答の際に話したのを思い出しました。(笑)

人間のコンセプトは最終的に「愛」に集約されていくと。

「愛」といってもここで用いる意味はかなり広いです。
恋愛だけを指すのではありません。
家族愛も、友情も、博愛も、尊厳も含め、
人間は平等であるとの信念も指してます。

 

だから「どう言うか・伝えるか」が重要だし、
最近は「誰が言うか」も加味されていることです。

 

話はそれますが「誰が言うか」というのは
相応に気をつけなければならないとも考えています。

「この人が言っているから」と鵜呑みにしてしまう姿勢は
決して適切でないと思うからです。陥りやすいので自戒を込めて。

 

♦ だからこそ表現の自由度は宇宙並みに広い

なので「何を」のコンセプトは原則・基本法則にあたり多くはないからこそ、
「どう言うか・伝えるか」への、
現実世界へ表出させるブリッジが必要になります。

これはできる人にとっては簡単だけど、
できない人にとってはいくら時間があってもできない部分。

また、それぞれに専門分野が分かれるところでもあります。

画家でも文筆家でも棋士でもミュージシャンでもダンサーでも
デザイナーでも起業家でも税理士でも弁護士でも医者でも。

さらに専門分野から得意な方向性が分かれるくらい、
現実世界に対応するのには
一人の人間のできることが限られてくるのは面白いところだと思います。

全体を見るのも大事ですが、
全体を見ることも専門にもなりますしね。

 

***

最後に、ちょっとフォロー(^_^;)

宇宙並みとはいっても人間であることの限界があると考えています。
(一部天才を除く)

だから真似るつもりがなくても
結果的に似ちゃうのは仕方ないとの認識が
表現をする側は持つのではないかと思うんですよね。

パクリじゃないのよ、似ちゃうときがあるだけ。(笑)

人間だもの。

 

 

 

今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

囲碁にも通じる概念ですねー(笑)

 

思考経路は違っても、結果が似てしまうことはある。

Posted on 2015-07-30

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東京オリンピック2020では
競技場に続きエンブレムの件が盛り上がっていますね。(苦笑)

ここではデザインがどうのと言及しませんが、
デザイナーにとって悩ましい問題をブログに書いておこうと思います。

 

♦ しょせん“同じ人間”がつくるもの

目に見えるデザインでは類似がわかりやすく、
少しでも似ていると盗作と呼ぶ方もいますが(現実そういうのも多くありますからね…)、
シンプルで象徴的なカタチに関しては、
結果的に似てしまうことがあります。

真似るつもりは一切なくとも、
あるいは記憶に残ったものが無意識にとの話も聞きますが、
そもそもシンプルなもの(丸とか正多角形など、色なら白・赤・黒・金・銀とか・笑)は
独創的ではなく普遍的なものです。

その普遍さゆえに本質から思考を辿った結果、
それを表すカタチに選ばれ、結果的に類似してしまう現実があるのです。

そうならないように調べながら進めているにしても、
残念ながらこの手の話はなくなりません。

 

地球上でも、進化の過程の全く違う生物同士が
そこの条件に適応していった結果、
形態の選択肢が狭まり、外見が非情に似てくる収斂進化に近いでしょうか。

 

♦ 類似を避けることは可能か

100%は難しいでしょう。残念ながら。

理解できないものでなら可能かもしれませんが、
人間が人間である以上避けられません。

ただ、ベルギーのデザイナーが自身が作ったロゴと似ていると
声を上げるのはいいと思うのですが(もし私も同じ立場ならそうするかもしれないから・笑)、
騒ぎ方がやはり冷静さを欠いているように私には見受けられるのです。

いつもの炎上騒ぎなのかもしれませんが、
冷静さがなければ次善策を練ることも難しくなります。

 

♦ さらに現在、多くのカタチが生まれ続けている

さらに今現在はあらゆる多くのロゴが生まれ続けています。

全くかぶらないカタチは可能なのか、とすら思います。(笑)

小説や文章でも、それぞれの人が自分の言葉で語るとしても、
プロが提供するものにはオリジナルティが求められます。

今の時代は瞬時に共有されますし、
さらに文章や論文は読んで理解しないとわかりませんが、
ビジュアルは瞬間共有ですから、さらに難易度高めになります。

でも、新しいからといって理解できないレベルの独創的なものは
世界からほぼ受け入れてもらえません。(笑)

それでも、新しさを求めて作っていきましょう、デザイナーは。

 

 

今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

東京オリンピック2020のエンブレムは
個人的にはいいデザインだと思っていますが、
それでも象徴的にすぎた分、プロは好むけど、
多くの方にとっては招致のカラフルな桜のエンブレムの方が好まれそうとも思いました。
桜のを今回改めて見てそう感じました。

2016リオのエンブレムも似ている話は出ていたようですし、
国際的に商標を確認しながら進め、問題がないのであれば毅然とした態度でいて欲しいです。
どんなデザインが決まっても文句ゼロはないでしょうし。

結果似ていても盗作では決してないと思っています。

 

単位は置き換えることで、見える世界を変えるもの。

Posted on 2015-05-30

最終日間近(2015年5月31日まで)の
21_21でやっている「単位展」に駆け込みで行ってきました。

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*高さ1cm刻みでアイテムを順に並べている。

 

♦ 21_21の展示は“魅力的”であることに力を入れている

そもそも21_21は、
正式名称『21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)』と呼び、
「デザインの視点からさまざまな発信、提案を行っていく場」との
コンセプトで作られています。

そのため、常に来場者が感じ入るよう
デザイン(設計・表現)に力を入れているので
とても勉強になるのです。(笑)

展示会そのものも楽しみますが、
それぞれのテーマをどう見せて(魅せて)いるのかも観ています。

 

♦ 単位は置き換えることで、見える世界を変えるもの。

「単位展」は〈計る・測る・量る〉から、
あり方を規定し他者と共有できるモノにしている世界中の様々な単位を使って
モノの見方に問いを投げかけます。

もちろん展示場ではそんな難しいことは一切感じさせず、
単位をそれぞれの単位に置き換えることで
違う視点へ簡単に誘ってくれます。

長さや重さなどの長い歴史のある単位だけでなく、
ピクセルやギガなどの新しい単位もあり、
また時間への感覚を体験できるものもありました。

単位の置き換えは脳内でやろうとすると難しかったりしますが、
目の前の生活に身近なもので展開しているので
楽しく受け入れることができます。

 

展示も見るだけでなく体験型が多かったので(撮影もOK)、
デートでも、家族でも、友達とでも、とても楽しみやすい展示でした。
(一人で行きましたけどね。笑)

 

 

今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

先日30分ヨガをやり、その翌日に4kmほどスロジョグしたら
筋肉痛(?)からの強烈な偏頭痛が発生。。。
あるいは暑い日が続いて汗をかいて体が冷えたのでしょうか。。。
正確な原因は不明ですが頭痛は治まりました…(^^;)

 

専門性と、シェアできる知恵と。

Posted on 2015-02-10

昨日のエントリーでは、
ビジュアル言語ということで言語以外の視覚的な表現方法で
思考やアイデアを描く方法はいろいろありそうだと書きました。

 

♦ 実は昔少しやった絵日記

少し、というのは期間です。。
ちなみに小学生の夏休み宿題の話ではありません。(笑)

無印良品で売っているB4サイズのわら半紙みたいな『再生紙らくがき帳』で
1冊40枚が終わらなかったので。。。(恥)

絵日記といっても小学生の日記風ではなく、
人に伝えることを前提に、一日をワンビジュアルとワンコピーで表すこと。

4コマ漫画でもOKで、こちらだとストーリーで考える練習になります。

↓当時の4コマ。絵日記も。

写真 1写真 2写真 3写真

ブログと絵日記

 

夜帰宅してから描いてました。
途中でよく寝てしまったので途中のままのもあります。
(ペンが染みて、1箇所に妙に大きな点ができていたりとか。笑)

今見返しての反省点は
絵を上手く描くことに意識し過ぎなのがわかりました。

文字を上手に書いても、詩を書いたことにならないのと同じです。

『伝えるために何を描くか』に
もっと集中した方がいい練習方法です。

文字や絵がうまい必要は全くないのです。

 

♦ よく思い出せる

今回、このエントリーのために昔の絵日記を引っ張りだしてきたのですが、
文章だと読まないとわからないことも
ビジュアルは見た瞬間に当時をフラッシュバックさせます。
(懐かしかったです。笑)

『心象風景文章化(毎日1ページ、自分の手で文章を書くこと)』も
手で書くことを勧めているのは、文字の状態から記録するためでもあります。

テキストデータにしない理由は、デジタル化させてしまうと
その時その瞬間の自分自身のある種の生々しさが削がれるんですよね。

まさに“生”の部分です。

多くがデータ化される時代だからこそ、
自分で自身のカラダの痕跡を残すのは
それはそのまま心のスケッチとなりうるものです。

 

♦ 消化ができるよう噛みくだく

このレベルの絵日記は
もしかすると(もしかしなくても)プロユースっぽいですよね。。
プロのデザイナーを目指すならこの方法はおススメします。(笑)

たぶん同業者なら普通に描いている・描ける、
もしくは、いろんな意味でもっとうまいです。

アイデアを描くのと同じくらいデザイナーは描いている人が多いのではないでしょうか。
(個人的な肌感覚ですけど。)

↓デザイン業界の大御所は長年の自身の日記を本にしているくらいです。

 

ただ、業界や自分達の普通は
一般的には普通ではないことがほとんどです。

専門性を、シェアできる知恵にまで消化よく噛みくだけるか、
そういった視点で書いていこうと考えています。

 

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

明日は週中の休日ですね。
元気になったので久々にホットヨガに行こうと計画中。