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デザイン

「百聞は一見にしかず」の“一見”の価値

Posted on 2015-05-01

「デザインと言葉はとても似ている」と
以前にブログでも何度か書いています。

言葉とデザインは、新しい関係を促すもの。

似ているのは、あくまでその思考回路の部分です。

 

♦ 言葉との決定的な違い

まず、このエントリー内ではデザインの定義を「ビジュアライズ」、
つまり〈イメージの可視化〉とします。

本来のデザインという言葉の意味する「思想・設計」も含むと
このエントリーではわかりずらくなるので意味する範囲を狭めます。

言葉も一つの〈イメージの可視化〉、
つまり〈イメージの文章化〉ともいえますが、
言葉と「ビジュアライズ(イメージの可視化)」では、
アウトプットされた仕様が大きく異なります。

 

文章は“一見”ができません。

でも、ビジュアルは“一見”できるものとなります。

コミュニケーションにおいてスピード感が全く違うのです。

 

また、
読んだ後にイヤと思うのは理性や都合が大きいですが、
見た瞬間にイヤと思うのは感情という生理的なものが大きくなります。

後者を覆すのは厄介そうだというのは
ご理解いただけるのではないでしょうか。
(できないとはいいませんが。)

さらにどんなであるのかを語るには
言葉を1000語尽くし、10000語尽くしても、
読んでもらえなければ全くわかってもらえません。

 

♦ それぞれのもつ強み

過去のエントリー「常に感じ続けてていく」に入れた図ですが、
図のグレーゾーンを「ビジュアライズ」という非言語情報の範囲とすれば、
より多くの意味を含むので、言葉(真ん中の○の部分)以外で多くを語ることができます。

20140222

 

それでも、やはり言葉は
他者と思考を共有できる最良の道具です。

ビジュアライズによるコミュニケーションのスピード感は否応なしですが、
言葉ほどの具体的な説明ができません。

 

ビジュアライズの弱みというか、問題は“思考”がなくても
“見えるもの”ができてしまうところでしょうか。

文章では論理の破綻が目に見えるから
それが現実的にできないのです。
(破綻していたらツッコミが入れられるでしょう)

 

入り口となる掴みは「ビジュアライズ(イメージの可視化)」が強くて、
それ以上の思考の部分では言葉が強いといえます。

まあ、そもそも“思考”がなければ「ビジュアライズ(イメージの可視化)」なんてないのですが。

 

最後に、言葉が意識的に事実を近づけていくように、
「ビジュアライズ(イメージの可視化)」では、
無意識的に事実を近づける力があります。

なので、「痩せる!」って言葉で書くより、
理想の体型のモデル写真を見た方が効果が高いと思いますよ。(笑)

言葉だけで自分を律するのではなく、
憧れを「ビジュアライズ(イメージの可視化)」で見ましょうってことです。(笑)

非言語による無意識からの力も侮れません。

 

 

今日も来てくれてありがとうございます^^

それではまた!

 

*** 今日の雑談 ***

今晩はサントリー美術館で開催中の『若冲と蕪村』を観に行くつもりです。
すいているといいんだけど。。。(^^;)

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