一番ツラくないことが好きなこと

毎日、タイムレコーディング的な日記を書いたり、
『心象風景文章化の営み』ということで日記とはまた違う文章を書いたり、
仕事でもmacを使って制作しますが、
必ずその前にラフを自分の手で描いています。

身も蓋もない書き方ですけど、これが私の事実です。

この苦ではない、
つまり、一番ツラくないというのは結構侮れません。

私も若かりし頃、進路を選ぶ際に、
高校で普通に勉強したくないから
授業で絵が描けるデザイン科のある高校を選び
（あと体育で水泳とマラソンがなかった！笑）、

仕事も、家庭の事情で生活費を稼がねばならなかった時、
お金だけで判断したら他にも選択できる仕事はなくはありませんでしたが、
どんなにツラくても働くことが可能との理由で
デザイン系の仕事を選んだのを覚えています。

もちろんデザインが好きな理由はいくつか挙げられますが、
それ以前に書く（描く）ことが苦痛になってしまうと、
小説家に憧れながら文字を読むのがツラいと言っているようなものです。

今でこそ習慣となったほぼ毎日の運動ですが、
基本はウォーキングです。

歩くことだけは、運動の中でも苦ではありませんでした。

元々運動は苦手で（明らかに人と比べて秀でた才能が皆無だった…）、
昨年ボルタリングに一緒に行ったラオウを目指している某保険屋さんから
「それでよく来たね」と言われたこともあるレベルです。

それが今月10kmレース出場ですよ！

いや〜、苦じゃないだけでよくここまで来た、私。(笑)

高校はマラソンがないことも選択理由の一つだったのに、
私としては大きな変容です。

一番ツラくないことは、
達成したいことがあって、本当はあんまりやりたくないけど
なにがしかの面倒でツラい思いをしなきゃいけないとなった時、
その中では一番好きなことだとも言えます。

消極的な好きかもしれませんけど。(笑)

そもそも本当にツラければ続かないしできないし、
でも、続けられたのなら意外と好きなことなのかもしれません。

続いたら好きになっていたことも大いにあるでしょうし、
実は好きだったと後から気づくこともあると思います。

好きなものって結構出会っていても
無自覚でわからなかったりもしますから。

好きじゃないけど、一番ツラくなくて続いていることがあれば、
すでに“好きなこと”になっている可能性を
少し考えてみてもいいんじゃないかなって思います。

それでは今日はこの辺で！また明日☆

＊＊＊今日の雑談＊＊＊

今月の10kmレースの前に5kmは走った方がいいとアドバイスをされ、
先週末に一人チャレンジしてみたところ、
30分でふくらはぎが痛くなって歩きました…orz
（走行距離はたぶん4kmくらいかと）
マラソンをやる全ての方に、改めて尊敬の念がわき起こっております。