先日ブログにて、人に見せる前段階の、
「こう考える。だからこの表現をしよう」という部分は
自分自身で構築するしか方法はないと書きました。
つくったものの判断の仕方

 
デザイナー以外なら、考え方ができれば後はアウトソーシングということで
プロにお任せでもいいかもしれませんが、デザイナーはそうはいきません。

思考も大事ですが、ジャンルはいろいろあれど
ビジュアルなり映像なり立体なりの
カタチへの定着ができてこそのデザイナーです。

 
ジャンルを限定してしまいますが、
ビジュアルなどの表現は、どうアイデアを出せばいいと思いますか?

それは、言葉と同じように
伝えたいことをよりわかりやすく伝えるために
みんなが知っているビジュアルが持つ、それぞれの“意味”を組み合わせ、
『ビジュアルの熟語』を作っていく様なイメージです。

熟語(じゅくご)とは、複数の語や形態素が比較的強く結びつき、
独立したまとまりをなす表現を指す用語である。(ウィキペディア『熟語』より引用)

要は、みんなが認識しているであろう
“意味・イメージ”をビジュアルで合成させていくんです。

だから、言葉を組み合わせて違う意味を持たせる熟語のビジュアルバージョン。

CMなどの映像は『見る慣用句』とでも言えるでしょうか。

 
昔、『広告でもポスターでも“見る”のではなく“読め”』とよく言われました。
それはどんな組み合わせをしているのかを読み取り、
自分の情報の蓄積としなさいということです。
(アイデアの源泉はそれだけじゃありませんけど。笑)

また難しいのは、アイデアを出したとしても
それをよりクオリティ高く定着させるのに技量も必要という違う壁も出てきます。

どれか一つの段階ができなくてもデザインはよくならないんですよね。。

今日も精進していきたいと思います。

 

*** 今日の雑談 ***

今日はぐっと冷え込んでいます。@東京

そろそろ寝る際に湯たんぽを始動させようと思います。

昔低温やけどをして以来、お湯の湯たんぽではなく、
レンジでチンする“ゆたぽん”をファーのケースに入れて愛用しています(^^*)